「ニャンコの話」まちを歩くと地域課題が聞こえてくる

先日、地域猫の保護活動をしていらっしゃる方をご紹介いただきました。

1年前から私自身地域猫を飼っていることから、この団体のこれまでの活動実績やどの公園にはどの猫がいるなどの現在の状況などを興味深くお伺いしました。

うちの子です。

迷惑がられる存在だった「野良猫」を、きちんと不妊去勢手術をすることで頭数コントロールし、地域の人たちで大事に飼う「地域猫」にするための実践は、地域の人だからこそできる活動です。
かつては、野良猫対策といえば「エサやり禁止」だったが、今は先進的な保健所では「エサをやるなら後始末」「エサをやるなら不妊手術」に転換してきている。
横浜市にも猫の不妊去勢手術推進事業ということで予算がついています。

『町会長のための野良猫講座』なる冊子をいただきましたが、これはとてもわかりやすい秀作です。PDF公開がされていないのが残念。

野良猫の問題は、神奈川ネットワーク運動の先輩たちがとても熱心に活動していたとの嬉しいお話しも聞けました。調べてみると、2010年、市長が提案した「横浜市動物の愛護及び管理に関する条例改正案」が、ボランティア活動を阻害しかねない内容であったため、ネット議員が他党にも呼びかけて問題の部分を削除する修正案が可決したことを知りました。

当事者として課題に取り組む市民の活動の大切さを実感します。そうした市民の実践を議員が議会に繋げ、公が後押しをする。そんな参加型のまちづくりができるといいな!