食のバリアフリーを進めたい

昨年末 嚥下食に対応するレストランを紹介するサイトをボランティアで運営しているという方よりご連絡がありました。詳しくお話を聞いてみたいと思い、事務所までお越しいただくことにしました。

 

嚥下食は、障がいや加齢、病気により「噛んで飲み込む」ことが難しい人に合わせて、調理方法を工夫した食事のことです。個人差が大きい嚥下機能に対応する指針として、普通食から嚥下食までの6段階に分類する「嚥下食ピラミッド」という考え方があります。

 

しかし、嚥下食があまり知られていないこともあり、嚥下食に対応するレストランは多くはなく、嚥下食を必要としている方が家族や友人との外食を楽しむ機会もまだまだ少ないと言います。

今、高齢人口の増加とともに、障がい者と高齢の障がい者も年々増加しています。そうした方はただでさえ就労や交流など社会参加の機会が制限される中で、人生の楽しみや自立支援という意味での余暇支援という点でも、嚥下食が必要な人がいて、そのニーズをもっと知らせていく必要があります。例えば、嚥下食が必要な人がどれくらい横浜市内にいらっしゃるのかということや、災害時の対応の検討はされているのかなど、私は大変気になります。
まずは、横浜市の状況や取り組みを調べてみます。

 

嚥下食レストランjp https://engesyoku.jp/

嚥下食ピラミッド  https://www.engesyoku.com/kiso/kiso06.html

 

この記事は相談者の方のご了解を得て記事にしています。