オンラインカジノ、野放しでいいのか

5月15日、衆議院会館で依存症対策議員連盟の「オンラインカジノ対策」勉強会が開催されました。

賭博は違法ですから、オンラインカジノをすれば賭博罪に問われるべきなのですが、2022年の賭博事犯はたった10件。事実上の野放しです。会場で「オンラインカジノ」と検索してみたら、おすすめサイトが並び、違法性を実感できない状況だと気づきました。オンラインカジノにはまる巧妙なしかけについてこの日に依存症当事者が語っていましたが、これに争うにはそもそも近づかないか、規制するかしかないのではないかと感じるほどでした。

今、小学生から大学生といった若い世代のオンラインゲームの課金問題が話題です。インターネットのクレジット払いは現金払いよりも抵抗感が薄い。その金銭感覚の低さと、業者の誘導の巧みさに、オンラインカジノに絡め取られる若者が増加していくかもしれません。

オンラインカジノを通じて、日本の資金が海外の業者に巻き上げられている状況とも言えます。また、このギャンブル依存症問題は、当事者や家族だけでなく、社会の治安や、将来の人材喪失にもつながる問題でもあるのです。だからこそもっと本気で国を挙げて、この問題に取り組んでいく必要があるのです。

https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4735/

 https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/blog/bl/pkEldmVQ6R/bp/pnAJ5jkxpq/ (静岡大学教授の鳥畑与一さんのコメントもあります)

たかりこチャンネル

https://www.youtube.com/@taka-rico (ギャンブル依存症の相談者支援に取り組む田中紀子さんと高知東生さんのチャンネル)